本日は5月に棟上げを致します、「廿日市の家」手刻み場見学でした。
大工になり12年目ベテラン、藤江棟梁が墨付けをした柱・刻んでいる柱・継ぎ手の
魅力など説明と実演をしてくださいました。
お施主様はおじさんが大工さんで子供の頃よく木の香りのする刻み場に遊びに
いっていた時のことを想い出すととても喜んでくださいました。
特に大工さんの「手しごと」継手の部分は墨付けするところが大切でそれを刻み、
上棟の時に一発勝負で組んでいくからとても緊張すると言っておりました。
なにげなくいつもこなしている藤江棟梁も緊張するのだと思ったり、1本1本に魂が刻まれていくのですばらしいことだと改めて感じました。
まだ、刻みも始まったばかり5月に向けて着々と進めていくことと思います。
あとは当日、雨が降らないことを願い、お施主様は晴れ男・棟梁は雨男らしい・・・
さてどちらの力が強いのでしようか。楽しみにしています。(Sara)